AIグラフィックスと手描きパース
最新のAIグラフィックスには驚くばかりである。そんなことを思いながら以前描いた宅地パースを振り返った。
手描きパースはAIグラフィックスとんでもなく程遠い世界であることを痛感する。建物は図面があるからそれに沿って家を立ち上げ、各素材のイメージを描き加えていけば外観はそれなりに描き上がっていきます。当然建物以外のものも描いて行かなくてはなりません。窓はガラスなので室内のイメージも見えてきます。各範囲は少しですがおろそかにはできません。室内のレイアウトを考え配置し線形を描き、そして着色。ほんの少し見えるだでも一応手間はかかります。AIにかかれば瞬時に具体化してくれます。AIはどのような意匠でも瞬時に作ってくれます。例えば人を描けばやはり服装など考えなければなりません。参考資料など見て描くことになります。AIは一瞬に表現してしまいます。CGパースにAIが加わり全く太刀打ちできません。時代に取り残された手描きパース、絵としての魅力を模索するばかりです。